ディスクドッグ

やみくもに前に突っ走るだけではキャッチはできない。

キャッチ率が高い犬は、走りながら常にディスクを目で追うだけでなく、僅かな軌道の変化

も見逃さず、ディスクの着地点を予測して走りこんでいく。


全力疾走しているので、手足は動いているが頭がほとんどぶれない子がいる。

流し撮りで連写しているとナイスショットの連発になり、どの写真を選ぼうか

と悩まされる。

そして、こういう犬にもキャッチ率が高い子が多い。

ディスクドッグの世界ではボーダーコリーが圧倒的多数だが、近年それに次いで

多くなったのがウィペットだ。

ウィペットはとにかく足が早い。

飛んでいるディスクを後ろから追ってキャッチする時の速度差で、後ろから押された

ディスクが曲がってしまうほどだ。

ウィペットに次いで多いのがラブラドールだ。

ディスクドッグが始まった当初はボーダーコリーより参加数が多かったとも言われている。

ラブラドールはボーダーコリーより一回り大きい子が多いので走りは迫力満点だ。

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